長野高専の偏差値・難易度・就職先など徹底解説†
目次
高専とは†
高専(高等専門学校)は、5年の教育課程を持つ学校で、
高校+短期大学を通して在籍するようなイメージです。
特に工業系で1つの専門を5年間かけて学べるのが特長であり、
実は同レベルの進学校よりも、進学と就職両方が強い学校です!
高専について詳しくは高専とはをご覧ください。
長野高専の概要†
- 工学科(情報エレクトロニクス系、機械ロボティクス系、都市デザイン系)
※令和4年度より5学科から工学科1学科に改組
1年次は3つの系の基礎を幅広く学び、2年次進級時に主専攻を選択
- 専攻科(生産環境システム専攻、電気情報システム専攻)
所在地・アクセス†
- 長野県長野市大字徳間716
- JR長野駅から車で約20分
- しなの鉄道北しなの線「三才駅」から徒歩約15分
- 長野駅善光寺口⑥番のりばから長電バス「柳原行き」で約30分、
「高専」バス停下車
定員数†
偏差値・倍率†
- 偏差値:60
- 学力入試倍率(直近4年度)
| 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 | 令和4年度 |
| 合計 | 1.12 | 1.16 | 1.18 | 1.43 |
長野高専の試験内容†
- 長野高専では、推薦選抜、学力選抜、帰国子女特別選抜が
用意されています。
- 学力検査の科目は国語・数学・英語・理科・社会です。
配点はそれぞれ100点の500点満点です。
推薦選抜は1月中旬に、学力選抜は2月中旬に実施されます。
- 大まかに言って、国数英理社が全て5段階中の4あれば、
合格の可能性が高く、早めに合否が出る
推薦試験が受けられる可能性があります。
出願条件は各年度で異なるため、
よく公式HPをご覧ください。
長野高専の進学(令和6年度)†
| 信州大学 | 3 |
| 東京農工大学 | 5 |
| 新潟大学 | 5 |
| 富山大学 | 4 |
| 神戸大学 | 2 |
| 金沢大学 | 2 |
| 電気通信大学 | 2 |
| 筑波大学 | 1 |
| 千葉大学 | 1 |
| 横浜国立大学 | 1 |
| 名古屋大学 | 1 |
| 広島大学 | 1 |
| 九州工業大学 | 1 |
| その他国公立大学 | 12 |
| 豊橋技術科学大学 | 17 |
| 長岡技術科学大学 | 16 |
| 長野高専専攻科 | 26 |
| 私立大学等 | 3 |
- 高専からは編入試験という形で、
一般の国立大学入試よりも科目数が少なく、
何校も併願できる有利な試験で進学が可能です。
進学事情については高専の進学をご覧ください。
長野高専の就職(令和6年度)†
- 主要企業への就職実績
| SUBARU2 | 本田技研工業2 |
| 東海旅客鉄道(JR東海)1 | 東日本旅客鉄道(JR東日本)3 |
| 中部電力1 | 中部電力パワーグリッド2 |
| 東京電力ホールディングス1 | ダイキン工業1 |
| セイコーエプソン3 | 大林組1 |
| 三井住友建設1 | 中日本高速道路1 |
| 東急電鉄1 | LIXIL3 |
| 八十二銀行1 | 長野県職員6 |
- 上記の通り、大手有名企業へ、
毎年就職者が出ています。
また、地元就職にも強みがあります。
それは、「高専枠」という採用枠が関係します。
○○高専から何名という推薦採用のことで、
高専出身者のみが使える枠となります。
令和6年度の求人倍率は約19.3倍(本科)、
専攻科では約157.5倍と、
高専卒業生への企業からの需要は非常に高いです。
就職事情については高専の就職をご覧ください。
学生生活†
長野高専の部活†
| 陸上競技部 | 硬式野球部 | ソフトテニス部 |
| 硬式テニス部 | 卓球部 | バレーボール部 |
| バスケットボール部 | サッカー部 | アーチェリー部 |
| バドミントン部 | 剣道部 | 水泳部 |
| フットサル部 | ハンドボール部 | ダンス部 |
| 吹奏楽部 | ロボットテクノロジー部 | ポピュラーソング部 |
| 茶道部 | ソフトウェアテクノロジー部 | 演劇部 |
| 将棋部 | サイエンス部 | 書道部 |
| 構造デザイン部 | 写真部 | アニメーション同好会 |
| 卓上ゲーム同好会 | 美術同好会 | 鉄道研究同好会 |
ほか、応援団・新聞局など多数
- 運動部から文化部、高専ならではの部活まで、
多種多様な活動が用意されており、
兼部や帰宅部もOKと自由な空気感です。
長野高専の寮†
- 長野高専では、男子寮(雄風寮)、女子寮(清風寮)、
国際寮(桜風寮)の3種類の寮が設置されています。
男子寮は440名、女子寮は104名、国際寮は男女各34名の定員です。
(令和7年5月1日現在の入寮者:男子321名、女子85名)
- 寮には通学時間の節約、人間関係の構築、
集団生活の体験と多くメリットがあり、
高専の特徴ともいえます。
寮について詳しくは寮生活をご覧ください。
長野高専の特色†
工学科による分野横断教育†
- 長野高専では、令和4年度より工学科1学科制を導入しています。
入学後1年間で3つの分野(情報エレクトロニクス、機械ロボティクス、
都市デザイン)の基礎を幅広く学び、2年次進級時に主専攻を選択します。
さらに副専攻の必修化により工学の幅広い知識を身につけ、
産業構造や技術の変化・多様化に対応できる人財を育成します。
リベラルアーツ教育による人間力の育成†
- リベラルアーツ教育院による実践的な教養教育を全学年にわたって実施。
1年次のZUKUDASEゼミでは、少人数制ゼミ形式で
興味のあるテーマを探求し創造力を養います。
また、ネイティブ教員による少人数制英会話授業や海外研修を通して
グローバルマインドを育成します。
データサイエンス・AI教育†
- 全学年でデータサイエンス・AI教育を実施しています。
文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に
リテラシーレベル・応用基礎レベルともに認定されており、
これからの時代に必要な最先端の知識とスキルを修得できます。
国際交流プログラム†
- 台湾、タイ、カナダ、ベトナムなどの海外協定校との
充実した国際交流プログラムがあります。
短期研修、長期インターンシップ、教職員・学生交流など、
グローバルに活躍できる力を身につけられます。
専攻科と大学連携†
- 専攻科では、豊橋技術科学大学との連携教育プログラムを実施。
履修者は本校専攻科修了に加えて大学から学士の学位を得ることができます。
また、JABEE認定プログラム(産業システム工学)により、
国際水準の技術者教育を受けることができます。
地域連携・産学連携の充実†
- 長野県内の企業・自治体と多数の協定を締結し、
実践的な産学連携教育を展開しています。
地域共同テクノセンターを中心に、共同研究、技術相談、
人材育成事業などを積極的に実施しています。
まとめ:長野高専の長所と短所†
- 前述の通り、高専は多くのメリットがあり、
工学系を目指す人にとって進学・就職両面で
有利な選択肢となり得ます。
特に、進学における編入試験の楽さと、
就職における「高専枠」の存在は大きな魅力です。
- そして、金銭面でも大きなメリットがあります!
高校→国立大学に進む場合、予備校はほぼ必須ですが、
高専では必要なく、年100万近い予備校代が不要です。
また、就職力の高さは国立大学並みであり、
高専から就職すれば200万円近く学費が浮きます!
詳しくは高専でかかるお金もご覧ください。
- 一方で、進路変更が困難になることや、
知名度が低い、勉強が理系に偏り気味であるなど、
普通高校に比べて非常に個性的な学校でもあります。
- 努力と得られる成果の「コスパ」は高い学校ですが、
人によって向き不向きがはっきりしています。
それでも高専に進むかはよく検討して、
納得の上で進学することをおすすめします。
進学に迷う方は高専を選ぶべきか?もご覧ください。